2026年3月12日 (木)

使い方ガイド

KGI/KSF/KPI・OKR 目標管理システムの使い方を説明します

2つのフレームワーク

このシステムでは、日本でよく使われる KGI/KSF/KPI と、 グローバルスタンダードの OKR の両方を並行して管理できます。

KGI / KSF / KPI(日本標準)

経営目標を「ゴール → 成功要因 → 指標」の3層で管理

KGI → KSF → KPI

OKR(グローバル標準)

Google/Intel等で採用。「目標 → 成果指標 → メトリクス」の3層

Objective → Key Result → Metric
KGI / KSF / KPI とは?

KGI

Key Goal Indicators

最終的に達成したい経営目標

例: AI活用による原価削減 — 原価3%削減

KSF

Key Success Factors

KGI達成のための重要施策

例: Copilot活用促進・社員トレーニング

KPI

Key Performance Indicators

進捗を測定する具体的な数値指標

例: Copilot週次アクティブ利用率 90%

OKR(Objectives & Key Results)とは?

Google, Intel, LinkedIn 等で広く採用されているグローバル標準の目標管理フレームワークです。 定性的な「Objective」と、それを測定する定量的な「Key Result」「Metric」で構成されます。

Objective

達成すべき定性的な目標

チームを鼓舞する、野心的で明確な目標

例: AIを活用して業界最高の顧客体験を実現する

Key Result

Objectiveの達成度を測る成果指標

測定可能で、達成/未達成が明確なもの

例: NPS を 40 → 60 に改善する

Metric

Key Resultの進捗を追跡する定量指標

定期的に計測し、トレンドを確認

例: 週次のチャットボット満足度スコア

OKR 構造イメージ

Objective: AIを活用して業界最高の顧客体験を実現する

├─ Key Result: NPS を 40 → 60 に改善

├─ Metric: 週次チャットボット満足度

└─ Metric: 月次カスタマーサポート応答時間

└─ Key Result: AIレコメンド経由の売上比率を30%に

├─ Metric: レコメンドクリック率

└─ Metric: レコメンド経由コンバージョン率

KGI/KSF/KPI と OKR の違い

観点KGI/KSF/KPIOKR
起源日本(ITIL由来)Intel / Google
目標の性質定量的(数値重視)定性+定量(ビジョン重視)
達成基準100%達成が目標70%達成で成功(ストレッチ目標)
サイクル年次〜半期四半期が一般的
KGI/KSF/KPI の登録手順

必ず KGI → KSF → KPI の順番で登録してください。

KSF は KGI に紐づけるため、先に KGI の登録が必要です。同様に KPI は KSF に紐づけます。

STEP 1

KGI を登録する

「KGI管理」→「新規作成」

タイトル: 目標の名前目標値/現在値: 数値単位: %削減、件 等期限: 達成期日
STEP 2

KSF を登録する

「KSF管理」→「新規作成」→ 紐づくKGIを選択

1 KGI に 2〜3 KSF が適切

STEP 3

KPI を登録 → 実績値を定期入力

「KPI管理」→「新規作成」→ KGI/KSF を選択

1 KSF に 1〜3 KPI が適切。+ボタンで定期的に実績を記録

OKR の登録手順

Objective → Key Result → Metric の順番で登録してください。

サイドバーの「OKR」セクションから各管理ページにアクセスできます。

STEP 1

Objective を登録する

「Objectives」→「新規作成」

タイトル: 定性的な目標期間: 例: 2026-Q1ステータス: 進行中/完了/中止説明: 目標の背景や意図

ストレッチ目標を設定(70%達成で成功)

STEP 2

Key Result を登録する

「Key Results」→「新規作成」→ 紐づくObjectiveを選択

目標値/現在値: 定量的に測定単位: %, 点, 件 等方向: 上昇↑ or 下降↓期限: 達成期日

1 Objective に 3〜5 Key Results が適切

STEP 3

Metric を登録 → 実績値を定期入力

「Metrics」→「新規作成」→ Key Resultを選択

+ボタンで定期的に実績を記録。ステータスは自動計算

ステータスの見方

KPI/Metricの達成率と期限から自動判定されます

順調

達成率 80% 以上

要注意

達成率50%↑ or 期限30日↑

遅延

上記以外(対策が必要)

言語切替

日本語 / English

ヘッダー右上の「EN/JA」ボタンで切替

よくある質問

Q. KGI/KSF/KPI と OKR どちらを使うべき?

社内報告には KGI/KSF/KPI、グローバルチームには OKR がおすすめ。両方併用も可能です。

Q. OKR の達成率70%で成功とは?

OKR はストレッチ目標を設定する文化。100%達成は目標が低すぎた可能性があります。

Q. Objective 削除でどうなる?

紐づく Key Results・Metrics もすべて削除されます。

Q. KGI と Objective の違いは?

KGI は数値目標(定量的)、Objective は定性的な目標。KGI は達成/未達成が明確です。

Q. データは共有される?

はい。クラウド保存なので同じURLで全員が閲覧・編集可能です。

ワークスペース(企業別データ管理)

企業ごとにデータを分離して管理できます。初回アクセス時はサンプルデータが表示される「デモモード」です。

デモモード(初期状態)

サンプルデータがメモリ上に表示されます。データの追加・編集・削除はできません。 サイドバーの「デモモード」バッジをクリックすると、ログイン/新規登録ダイアログが開きます。

新規登録

ワークスペースを作成する

1. サイドバーの「デモモード」バッジをクリック

2. 「新規作成」タブを選択

3. ワークスペース名(例: 株式会社テスト)を入力

4. アクセスキー(4文字以上のパスワード)を決めて入力

5. 「新規作成」ボタンで登録完了 → 空のワークスペースが作成されます

ログイン

既存のワークスペースにアクセスする

1. サイドバーの「デモモード」バッジをクリック

2. 「ログイン」タブで登録時に決めたアクセスキーを入力

3. 「ログイン」ボタンでワークスペースに切り替わります

補足

  • アクセスキーは SHA-256 でハッシュ化されて保存されます(平文保存なし)
  • ログアウトするとデモモードに戻ります(サイドバーのログアウトボタン)
  • 同じアクセスキーを知っている人は同じワークスペースにアクセスできます
Excelインポート・エクスポートの使い方

データをExcelファイルで一括管理できます。エクスポートしたファイルを編集して再インポートすることで、大量データの更新が効率的に行えます。

注意: インポートすると既存データは上書きされます

インポート前に必ずエクスポートでバックアップを取ってください。

手順

基本的な流れ

1. ダッシュボードの「エクスポート」→「Excel」でファイルをダウンロード

2. Excelで内容を編集(行の追加・変更・削除)

3. ダッシュボードの「インポート」ボタンでExcelファイルを選択

4. 確認ダイアログで件数を確認し「OK」で取り込み

Excelファイルの構成(3シート)

KGI シート

列名必須説明
ID-空でOK(新規作成時)-
タイトル必須目標の名前AI活用による原価削減
説明-目標の詳細AIツール全社展開で...
カテゴリ-分類コスト削減
現在値-現在の数値0.8
目標値-目標の数値3
単位-数値の単位%削減
達成率(%)-無視(自動計算)-
期限-YYYY-MM-DD形式2027-03-31

KSF シート

列名必須説明
ID-空でOK-
KGI_ID必須紐づくKGIのID(UUID)
紐づくKGI-表示用(無視)-
タイトル必須施策の名前Copilot活用促進
説明-施策の詳細研修実施とガイド整備
優先度-表示用(無視)-
優先度コード-high / medium / lowhigh
ステータス-表示用(無視)-
ステータスコード-not_started / in_progress / completedin_progress

KPI シート

列名必須説明
ID-空でOK-
KSF_ID必須紐づくKSFのID(UUID)
KGI_ID必須紐づくKGIのID(UUID)
紐づくKGI-表示用(無視)-
紐づくKSF-表示用(無視)-
タイトル必須指標の名前Copilot週次利用率
説明-測定方法・定義週1回以上利用の割合
前提条件・根拠-目標値の設定理由利用率90%で年12,000h削減...
現在値-現在の数値65
目標値-目標の数値90
単位-数値の単位%
達成率(%)-無視(自動計算)-
計測頻度-daily / weekly / monthly / quarterlyweekly
改善方向-表示用(無視)-
改善方向コード-up(上昇)/ down(下降)up
ステータス-無視(自動計算)-
ステータスコード-無視(自動計算)-
期限-YYYY-MM-DD形式2027-03-31

ヒント

  • 一番簡単な方法: 一度エクスポート → Excelで編集 → 再インポート
  • 新規行を追加する場合、ID列は空欄にしてください(自動生成されます)
  • KSF_ID / KGI_ID はエクスポートファイルに含まれるUUIDをそのまま使ってください
  • グレー文字の列(達成率、表示用タイトル等)は無視されるので編集不要です
操作リファレンス

新規作成

各管理ページ右上の「新規作成」

編集

テーブルの鉛筆アイコン

削除

ゴミ箱アイコン(紐づく全データ削除)

実績入力

KPI/Metricテーブルの+ボタン

エクスポート

Excel / PowerPoint / Markdown

Excelインポート

Excelで編集→再取り込み

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